今でこそ、永久脱毛の看板のようになっている「レーザー脱毛」ですが、どのようにして生まれたのでしょう。レーザー脱毛が生まれたきっかけから研究へそもそもきっかけは、ハーバード大学のロックス・アンダーソン博士のチームがレーザーを用いて目の周りの痣(あざ)を取り除く治療をした時に、偶然眉毛が生えてこなくなっ...
永久脱毛と称される脱毛法の中でも非常にポピュラーで、今では家庭用の脱毛器具まで販売されるようになったレーザー脱毛ですが、そもそもどんな原理で脱毛しているのでしょうか?
レーザー脱毛はレーザー光が特定の色に吸収されるという特性を活かして行われる脱毛方法で、脱毛の場合、黒か茶色に吸収される波長のレーザーを照射します。
ですので、皮膚の表面には影響を与えずに、毛根のメラニン色素にだけ熱を持たせて破壊することができ、ムダ毛が自然に抜け落ちるという仕組みです。
ただし、レーザー脱毛によって永久に脱毛されるのは、成長期期間にあたるムダ毛のみなので、1回の処置では20%程度しか永久脱毛されていないことになります。
したがって、毛周期に合わせてレーザー脱毛を数回繰り返す必要があり、また肌の回復を待つという意味でも、2~3ヶ月に1回の割合で照射していくことが必要です。
また、レーザー脱毛は、レーザー光を黒や茶色に吸収させるというその原理上、肌の色の濃い人や日焼けをしている人の場合は火傷を起こしたり、照射の際の痛みが激しかったりするため、施術できないこともあるようです。